「俺はタタラベギルドを束ねるタタラベマスターだ。」

「おやっ！？　君はノービスなんだね？」

「タタラベに興味はないかい？」

「話だけでも聞いてってくれよ！」

＜ノービス＞
『タタラベ』はどんな職業？

＜マスター＞
タタラベは人間に向いてる職業だ。もっと詳しく話を聞くかい？

タタラベは鉱物を集めることが得意だ。
他の職業の奴が集めるより、よっぽど効率がいいから
岩を見つけたら、譲っちゃダメだぜ！

＜ノービス＞
ふ〜ん

＜マスター＞
いずれは武器の修理や加工が出来る『ブラックスミス』になれるらしい。
ただし、武器の扱いは下手だし、重い防具も装備できないから戦いはちょっと苦手だ。
パーティーを組むときは、大人しく荷物持ちをするしかない･･･ ･･･かな？

＜ノービス＞
『タタラベ』になりたい！

＜マスター＞
タタラベになりたいのか？
いいぜっ！
今から君はタタラベだっ！

＜マスター＞

･･･ ･･･いやいや。

それだと面白くないな。
そうだなぁ･･･ ･･･。
何か、試練･･･。
試練･･･｡

＜ノービス＞
･････。

＜マスター＞
そうだっ！

タタラベにとって、とーっても大事なアイテムがある！
それを3個集めてきてくれないか？

ヒントは『鉄の○○○○』だぜっ！

このアイテムを、3個集めることが出来たら君をタタラベと認めるよ。

うん、そうしよう！

なっ？

＜ノービス＞
やだっ！
やっぱりファーマーになるっ！

＜マスター＞
・・・まあ、しょうがないね。
また、気が向いたら、おいで・・・。